進行中のプロジェクト: 「幻想水滸伝 II」

    <クラウドファンディング成功!2019年4月リリース予定>

 今日、ゲーム音楽は、映画音楽が20世紀をかけて進んだ「一般的なクラシック音楽としてのコンサートレパートリーへの道」を歩みはじめています。既にオーケストラ等のコンサートアンサンブルよって演奏される機会を得ているゲーム音楽があるのは皆様もご存知かと思いますが、20世紀後半からTVゲームというジャンルのために生み出された膨大な楽曲数を鑑みれば決して十分とはいえないのではないでしょうか?「もっとゲーム音楽のオーケストラ録音があればいいな!」と思ったことはありませんか?VGM Classicsは、そのような皆様の思いを実現するべく設立された米国を拠点とするゲーム音楽専門のクラシック音楽レーベルおよび出版会社です。

幻想水滸伝 II
 「幻想水滸伝 II」は、コナミによって開発が行われ1998年に同社により発売されたPlayStation用RPGゲームで、前作「幻想水滸伝」の続編となります。仲間となる魅力的かつ文化的に多様な108星の仲間たちと、彼らと織り成す心を揺さぶるストーリーを彩った本作品の音楽は、きっと素晴らしいオーケストラアルバムとなるでしょう。

プロジェクトを担当する音楽家・演奏家
 ゲーム音楽というものは本来ゲームメディアのために作られた音源を含めた楽曲であり、音楽そのものの質や可能性を追求した楽曲、またそうすべき楽曲として生まれているわけではありません。そのため、VGM Classicsが目的とするような、オーケストラという伝統あるアンサンブル形式を最大限生かした演奏の録音をゲーム音楽に求めるには、皆様もご存じの通り、オリジナル楽曲が音楽演奏のために生まれ変わることが本質的に必要であり、それを手助けをする人物の協力が欠かせません。私たちVGM Classicsでは、この大切な役割を担う人物として作編曲家・指揮者の佐藤賢太郎氏を招聘し、音楽監督してプロダクションの統括をお願いしています。世界的に活躍する佐藤氏ですが、ゲーム音楽では「DISSIDIA Finatal Fantasyシリーズ」「Final Fantasy零式」「ゴースト・レコンシリーズ」「メダル・オブ・オナーシリーズ」といった有名作品のオーケストラ・合唱編曲や指揮を担当していることで有名です。

 本プロジェクトの演奏を担当するオーケストラは、「ブダペスト管弦楽団 (Budapest Symphony Orchestra / BPSO)」です。1992年に「ハンガリー放送交響楽団(Hungarian Raido Symphony Orchestra / HRSO)」の団員により設立され、ハンガリー国立放送におけるコンサートや放送以外の幅広い活動を行っています。クラシックレパートリーの他にも様々な分野で録音を残している団体ですが、日本では指揮者・小林研一郎氏の欧州デビューのきっかけとなったオーケストラとして有名です。その他の演奏家やエンジニアの情報などは、私たちの公式ウェブサイトをご覧ください。

クラウドファンディングと目標金額
 私たちVGM Classicsは、設立当初から録音プロジェクトの資金をクラウドファンディングで集めることを方針にしています。その理由は、「それ以外に、新規録音を行い続けていく方法がない」からです。フルオーケストラ編成でフルアルバムを制作するには、最低でも約40,000ドルの予算の確保がなければ検討することも不可能であり、最終的なコストは、演奏家や編成によっては100,000ドル以上にもなります。これは日本円に計算するなら約440万円から1100万円以上という金額になりますが、この金額を個人でまかなうことは不可能でしょう。この経済的な負担は、歴史あるクラシックレーベルが「新曲」の録音を行わない原因にもなっています。しかしならが、ゲーム音楽ファンというコミュニティーが一丸となることによって、この問題の解決策が見えてくるのです。多くの皆様のご意見を取り入れ、VGM Classicsでは、皆様方へお願いするサポートを軽減し、フルオーケストラによる録音プロジェクトの可能性を上げるプランを作成いたしました。それは、プロジェクトが実現する本クラウドファンディングの目標金額を15,000ドル(約165万円)として設定し、同時に27,500ドル(約303万円)と40,000ドル(約440万円)という目標も設定し、より多くの皆様のサポートが集まったら収録時間を増やすことで対応しよう、というものです。クラウドファンディングで集まった金額、収録時間、必要なサーポーター・パトロンの皆様の人数の関係は、概算で以下のようになります。

  • 15,000ドル(約165万円)= ミディアム・アルバム(約20~36分) = サポーター数300~430人
  • 27,500ドル(約303万円) = フル・アルバム(約30~54分) = サポーター数550~790人
  • 40,000ドル(約440万円) = エクステンディッド・アルバム(約40~72分) = サポーター数800~1150人

 フル・アルバム以上での収録というのが音楽・芸術的な観点では最も理想的ではありますが、「交響組曲アクトレイザー(30分)」「スターフォックスアサルト・オーケストラサウンド(20分)」などゲーム音楽のオーケストラ編曲ミディアム・アルバムは前例があり、またクラシックの世界でもチャイコフスキーの組曲「くるみ割り人形(23分)」など、一般的な演奏時間でもあります。また、多くの皆様から現実的なスタート地点としてミディアム・アルバムからの開始を支持いただけたこともあり、VGM Classicsでは、クラウドファンディングの目標金額を以上のような形で設定することにしました。また、サポートをいただいた皆様とプロジェクトに誠実であるためにも、クラウドファンディングには「All-or-Nothing、オール・オア・ナッシング形式」を採用します。この形式は、クラウドファンディングがプロジェクトを開始させることができる最低金額を下回った場合には、協力を申し出ていただいた皆様に支払いが発生せず、VGM Classicsは一切金額を受け取らない、というものです。

サポート・プレッジレベル
 多くの皆様の声を反映し、VGM Classicsでは、サポート金額のレベルによってさまざまなリウォード(報酬)のオプションを設定しています。

  • Lv. 1, ファン(15ドル・約1650円) = mp3ダウンロード
  • Lv. 2, HDファン(25ドル・約2750円)= HD FLACダウンロード(HD/ハイレゾ音源ファイル)
  • Lv. 3, サポーター(35ドル・約3850円) = 限定プレスCD
  • Lv. 4, ファウンダー(60ドル・約6600円) = 限定プレスCD、HD FLAC(HD/ハイレゾ音源ファイル)、ブックレット・クレジット
  • Lv. 5, プロデューサー(250ドル・約27500円) = 限定プレスCD、HD FLAC(HD/ハイレゾ音源ファイル)、ブックレット・クレジット、オケ総譜本の閲覧権

 mp3は320kbps、FLACは96kHz/24bitのファイルフォーマットです。サポーター、ファウンダー、プロデューサーレベルの皆様は、サポート金額の入力時に、20ドル(約2200円)足すことで追加でCD(追加は2枚まで)を購入可能です。ファウンダーとプロデューサーレベルの皆様へのボーナス特典として、CDには収録されない音源や編曲、その他のデータがある場合、それらは配布データの中に含まれます。また、限定プレスCDのブックレットに、ファウンダー、プロデューサーとしてお名前(本名、ニックネーム、匿名でも可)を掲載させていただきます。プロデューサーレベルのパトロンの皆様は、A4サイズのオーケストラ総譜の閲覧が可能です。閲覧に先立って、プロデューサーとして内部資料である総譜を閲覧する旨を記した簡単な書類に署名が必要です。なお、本プロジェクトのオーケストラ総譜、パート譜などの一般販売はありません。

 本クラウドファンディングが成功した後、同シリーズからのタイトルを取り上げることは、もちろん検討しております。VGM Classicsは、アメリカのレーベルであることから、まずは1990年代から2000年代の初めにかけてアメリカでも発売されたゲームタイトルを中心に企画をしていく予定ではありますが、もちろん皆様のご要望とファンディングがあれば、日本でのみ発売されたゲーム、新旧・プラットフォーム・メーカーなどを問わず検討いたしますので、是非リクエストを聞かせていただければと思います。

 私たちVGM Classicsは、これらのプロジェクトが、ゲーム音楽ファンの希望をかなえるだけでなく、クラシック音楽も含めて、より広く音楽や文化の発展に貢献すると信じております。ぜひ、クラウドファンディングにご参加いただき、ゲーム文化から生まれた音楽の文化的貢献と発展にご協力頂ければ幸いです。

ゲーム音楽を愛する皆様へ
VGM Classics一同

FAQ (よくある質問)
Q.このレコードはライセンスを受けていますか?
A.はい、このプロジェクトのレコードはライセンスを受けて制作されることになります。より個別の詳しい説明は、本プロジェクトに関連する契約上の守秘義務が関係するためお答えすることができませんが、既にVGM Classicsでは、可能な範囲で私たちが行うプロジェクト全般に共通するライセンス関連の質問、私たちが可能なこと、そうでないこと等をまとめてQ&Aとして公式ウェブサイト上で公開しております。お時間があるときにお読みいただければ幸いです。質問例:
 「コンサートなどライブ演奏を行う予定はありますか? 」
 「演奏動画・映像の販売を予定していますか?」
 「VGM Classicsのレコードはライセンスを取得して制作されたのものですか?」
 「録音プロジェクトには、ゲームのオリジナルスタッフの方々(作曲家、サウンド・クリエーター、アーティスト)が参加・協力していますか?」

Q.録音・CDの一般販売は行われますか?
A.VGM Classicsのプロジェクトは、クラウドファンディングに参加されたサポーター・パトロンの皆様のご協力により実現したものです。したがって、録音の成果はサポーター・パトロンの皆様にお渡しすることとなります。一般・クラウドファンディング未参加者の方々への販売は未定であり、保証はしておりません。

Q.リウォードにアナログレコード(LP)はありませんか?
A.残念ながら、録音プロジェクトのクラウドファンディング報酬として、アナログレコード(LP)をリウォードオプションとして選択に含めることはできません。これは、アナログレコードの制作費や送料などが、CDやDVDと比べて非常に高価で、オンディマンド制作も不可能だからです。しかしながら、もちろん、最初の録音のクラウドファンディングが成功した後に、別のプロジェクトとして、アナログレコード製作に的を絞ったファンディングを計画することは可能です。

Q.何人の音楽家が演奏を担当しますか?
A.最終的には音楽の内容と皆様から集まったサポート金額に依存することになりますが、「フルオーケストラの録音は最少で60人」ということは、私たちの音楽監督により決定しています。

Q.プロダクションの予算の内訳を教えてください。
A.契約内容の関係で詳細についてはお答えできませんが、可能な範囲でお答えいたします。まず、限定版プレスCDについては、1000枚作成・梱包・国際送料として合計は約6000ドル(約66万円)です。レコーディングにかかる金額には、演奏家、スタジオ、エンジニア、楽譜準備、ミックス、ポストプロダクションといったものが含まれます。その他に、各種税金、著作権利者の皆様やその他の関連機関にお支払いするライセンス料がかかり、皆様から頂いたサポート金額の約8%はプラットフォームであるKickstarterに徴収されます。全体としては、クラウドファンディングの各目標金額において、皆様から頂いたサポート金額は、プロダクション全体の費用の約50~65%をまかなう形となります。

Q.クラウドファンディングには銀行振込やPayPalなどで参加できますか?
A.残念ながら、現在のKickstarterのシステム上、クレジットカード・デビットカードのみ受け付けており、銀行振込やPayPalで参加をすることはできません。
日本では現金決済や銀行振込が重要な決済方法であることはVGM  Classicsでも認識はしております。日本国内に向けたクラウドファンディングプラットフォームであるCampfireなど、銀行振込での参加が可能なプラットフォームの検討はいたしました。しかしながら、サポートやプラットフォームにおいて英語対応が考えられていないこと、Kickstarterの仲介手数料が8%であるのに対しCampfireは12%と割高かつ日本の国内消費税の支払いで、さらに8%引かれる可能性があることなど、皆様よりいただいたサポートの最大20%が音楽のために使われない計算になってしまうことから採用を見送っております。お手数をおかけいたしますが、ご理解いただければ幸いです。